魔女 二季草 歳華(ふたきぐさ さいか)
金色の髪に赤い瞳と、どう見ても日本人ではないのにやたら和風な名前が妖しい謎の女の子。その正体はかつて最強と謳われた魔族「大魔女クロキア」の弟子の魔女で、本名は「アドニア=フィツゼラアード」という。クロキアの死後は魔界を放浪していたが、大魔女クロキアの生まれ変わりを自称している人間がいると聞いて、真実を確かめるため虹浦中に生徒として潜入してきた。単なる黒羽の思い込みだと判明した後はさっさと魔界に帰るつもりだったが、X組の暖かい歓迎を受け、しばらく人間界に留まる決意をする。
外見は周りと比べて幼めだが600年以上の長い時を生きていて、魔族としてもかなりの実力者。が、からかわれるとすぐムキになって面白いので周囲からはいじられキャラとして認識されており、特に鳰鳥 風霜からは毎日のようにオモチャにされている。
よく連れている黒猫アルラウラもまた魔族。見た目はただの小さな猫だが、二季草を遥かに凌ぐ高位の魔族で計り知れない力を持つ。そんな強力な魔族が何故彼女と一緒にいるのかは過去に理由があるらしい。