魔猫王 アルラウラ
二季草 歳華がいつも連れている猫。魔力を抑えている時は可愛らしい子猫の姿をしているが、正体はこの通り。猫が魔族と化した「魔猫」と呼ばれる存在の中でも、群を抜いて強い力を持つため「魔猫王」と呼ばれている。かなりの好色者で、女子との性交がエネルギーの源などとうそぶいているが、ただヤりたいだけ。こう見えても性格は穏やかな方で、争いごとには積極的に関わろうとはしない。が、敵と見なした相手に対しては冷酷で残忍にもなる。
一応、二季草の使い魔ということになっているが、面倒だからそういうことにしているのであって使い魔ではない。
「大魔女クロキア」に仕えた悪魔の一人で、魔族としての階級は最高クラス。文字通り目にも留まらぬスピードと、鉄塊すら易々と引き裂く爪を持ち、魔力も底なしで高度な魔術を使いこなす。実力は二季草を遥かに凌ぐが、そんな彼女が二季草と一緒にいるのは過去に理由があるらしい。